日記

同人(二次創作小説)サイト併設ブログ(2006-2022)2023以降は別てがろぐにて更新中。検索避け済ですが何かありましたらご連絡下さい。

18-26

同人誌感想につき折り畳み。
作者様、苦情等ありましたら対応いたしますのでご連絡ください。

・鎮守府商店街日誌(龍実さん)
野分と萩風が商店街にお買い物に行く話。ただの一日なのだけれど、紡がれる出来事のひとつひとつがささやかに暖かくてとても良い。他人のためであり自分のためであるというのが一貫していて。赤城さんや加賀さんとの一コマにとてもにやにやしたのはまあ趣味です。嬉しかったです。

・とんだ的はずれ(ぱこさん)
赤瑞本。ゲスト様が凄い豪華。(微睡む金魚、の落ちていく様とか休日の二人、の上手な赤城さんとかとても好き。)
本編はひたすらにデキてるふたりが開き直ったいちゃつきを見せてくれて、良い意味で裏切られました。もうちょっともだもだしてる話なのかと思いきや……「おねだりしなさい 私があなたにしたみたいに」とか真似できない……

・Eostre ART WORKS(宇崎さん)
艦これイラスト本。買い逃してたのが再販という形で通販復活していたので。
ラフ絵もネームもそれらにつけられたコメントも、勿論この人の世界観も大好物なのでおいしくいただきました。退役艦の話は拾い損ねてた……裏話あるかな……(探す旅に出てきます……

・Go round and around(遠野さん)
バンドリ、ひなさよ小説本。R-18。
いわゆるオメガバース、といいつつ、同設定はラ!二次でちょこっと触れたくらいで未だに良くわかっていませんが、必要な情報は全部説明してくれていました感謝。相変わらず転がっていく日々と揺れては押し込められる感情が、とても良かった……好き……
最後の紗夜の「告白」とそれに対する日菜の回答が、いっとう好みでした。こういう選び方をしてくれる子たちで、よかった。

・夜まで待てない(アンソロ)
バンドリ、さよひなアンソロ。R-18。
遠野さんのを買うのにあわせて勢いで買いました。この人数この頁数でR指定っていうのがまず凄い。フェチの方向も大体合ってて良かった……だいたい甘々で美味しかったです。みかん氏さんモケットさんちーちゃん54さん辺りのは性癖。畳む


https://hudepen.hatenablog.jp/entry/2018...
updated:2023/12/10 #同人誌感想 #読書メモ  
18-25

同人誌感想につき折り畳み。
作者様、苦情等ありましたらご対応いたしますのでご連絡ください。

・休日(サキツルギさん)
アクグラいちゃいちゃ本。ある一日の話。
おはようのキスをしてもらえると思ってなかったAquilaとか、夜に「待って」からの照れ顔全開のAquilaとか、彼女にそんな顔を無自覚でさせる、たらしというより不器用年下感溢れるGrafとか。どちらもとてもかわいい。いちいち甘い、どれもこれもが日常という可愛さ。ご馳走様でした。

・Youたち何しに日本へ?Extra Edition(清さん)
海外空母(が巻き起こす、空母)たちのどたばたコメディ。
萌え的にはサラ加賀がベスト(趣味)。サラのあれこれに我関せずとばかりにあしらってるからこその反撃ににやにや。雲龍とガンビーの少女漫画ぶりも可愛かったです。

・第二次瑞雲祭り参加報告書(盆さん)
タイトル通り。待ってました。(Webであげられてた第一次の分がとても良かったのです)
冒頭の日向扶桑に萌え阿賀野よりの矢矧に爆笑しWar様はひたすらに好き……となり。一五はざっと知っていても改めてみるとうわああああとなりますよね……ご褒美…… 

・フランスより愛をこめて(いどさん)
海外艦達とあきつ丸で各国の戦車を紹介し合い自慢し合う四コマ本。オールカラー。
実は既刊もだいたい持ってるんですが、この頃すごいリシュリューブームだったので余計に嬉しかったです。あとがきに笑いました。た、大変だ……

・艦これVSアズールレーン弐(風川なぎさん)
クロスオーバー本。後半に瑞加賀あるよと作者さんが仰ってたので軽率に手を出しました。
アズ瑞と艦これ加賀さんのやりとりが予想以上で大変にやにやできたので大変満足。しました。よく似た第三者から指摘される好きの形の応酬、そうやって仲良くなってからの瑞鶴のあの笑顔。好きです。 あ、前半の赤加賀のターンも美味しかったですよ! 特にアズ加賀の性格というか鷹揚さがほのぼの時空にマッチしていて。絆されてるの可愛かった……畳む


https://hudepen.hatenablog.jp/entry/2018...
updated:2023/12/10 #読書メモ #同人誌感想
18-24

同人誌感想につき折り畳み。
作者様、苦情等ありましたら対応いたしますのでご連絡ください。

PIXIVにて艦これの赤城さん同人誌「スカーレットに告白を」(decoさん)がWeb公開されていました。decoさんの同人誌の中で一番好きだし一番素直におすすめできる良い作品ですので皆様是非。赤城さんがまず自然体でかわいく、そのうえでしっかり空母で一航戦で、ある意味で赤城さんになるまでの話で。徹底的に他の人目線からみえる赤城さんの表情がいちいち……いいんですよ……泣いてるところ死ぬほど好きだしラストの加賀さんとのあれに繋がるのが更に良い……
軍属男性との恋愛要素もほんのりありますが、このお相手の雨宮が個人的にドツボ(この人の創作軍人ズでいっとう好き……今年の年賀状ネタとか萌え転がった……)なのでそちらも気に入ってくれたらとても嬉しい。彼までいれて語り始めると死ぬほど長くなるのでこの辺にしておきます。

・加賀と瑞鶴と明石(かもたまさん)
アズレン瑞加賀本。
本人様いわく表紙モチーフは部屋とYシャツと私だと仰っていて、おおお!となりました内容も大体あの雰囲気まんまでした。毒入りスープはありませんでした(が、それくらいしれっとやってくれそうこのふたり)。
フッドの結婚式のエピソードの甘ったるさが大層自分好みでとてもにやにや。加賀さん何やってんのでありながらああいういちゃつき方を見せつけられたら仕方ないよね感も漂うのではあるしそうあって欲しい。帰ってから~の詳細がまたいつか欲しいです。1枚絵でも無限に妄想できますけども……!畳む


https://hudepen.hatenablog.jp/entry/2018...
updated:2023/12/10 #読書メモ #同人誌感想
18-23

同人誌感想につき折り畳み。
作者様、苦情等ありましたら対応いたしますのでご連絡ください。

・春本闘話(紺さん)
アズレン、加賀×赤城(リバ有)中心に重桜CP本。わいわいと皆で全力でCP前提の猥談しているコメディもの。
ちょっと性癖どんぴしゃ過ぎて辛いというかなんというか……ほら、昔の同人サイトでよくあったじゃないですか、攻部屋受部屋わかれてシモトークみたいなの……ああいうノリが本当に好きなんですよね……綺麗な絵でちゃんとしたストーリー仕立てで、好きな子達が延々喋ってるんですよ……やばいでしょう……本人は恥ずかしがって周囲がノリノリなのとか当人(相手方)の知らないうちに色々駄々洩れちゃってるのとか大変好物でして、つまりおおむね赤城サイドに全力で萌え転がっていたわけです。「へ~~~~」のところが一番好きです。次点「偏食」票とグロッキーな悟り方。加賀も加賀であの思考大好きですが。処女喪失奮闘記や寝れば解決するに盛大に笑いました。
ところで冒頭&ラストの最中シーン、相変わらずの魅せ方で最高でしたね……もう一声、を絞り出してる加賀さんが個人的MVP。ご馳走様でした。

・うたかたのひ。(38式さん)
艦これ、瑞鶴が深海鶴を拾ってしまったことによる空母寮どたばたコメディ。……だと思っていたのですが、最後の〆方がしっかりシリアスの方の38式さんでした。万歳。
まず深海鶴ちゃんが思いのほか可愛かったのにガッツポーズ(いつかの如月ちゃんみたくもっとアレっぽいかと思ってた……)、翔鶴や加賀さんの可愛がり方もなんだかすごく納得できてしまって楽しかったです。「最近のあなた~」の加賀さんにも(笑)。
この素直さと愛嬌とちらとみせたあの表情と、そりゃあ絆されるわ……瑞鶴本人でも……というところで、戦場まで含めて絆され切ったところで、呆気なくぶつんと切られてしまうあの展開が、ああやっぱり……という感じであり、でもそのきっかけが深海鶴のあの納得だったのなら仕方ないのかな……と思うしかないところでもあり。苦しいなあ……。

・この言葉は祈りのようにただ貴女の為に(桃色さん)
艦これ、時雨×山城本。
あらすじ注意書きにもあるように轟沈描写有、なのですが、それが納得ずくのものでひたひたと迫って来るというのがもう……山城は山城らしく不器用ででもひたすらに優しくて、それに対する時雨がずっとあの笑顔なのが堪らないですね……すごい。前提のあの写真からの過去にはくらくら来ました。
強くて大人な山城が受け入れてしまったのがこのかなしさをまたぐっと深くしていて。お別れのためのセックスで「私だけに恥をかかせないで」「一生目に焼き付いて困るじゃない」ですよ……泣きわめくとか縋りつくとかじゃないんだもんなあ……強い……
さいごのシーンが、ああだというのが、実はいちばん好きです。笑顔でなく、相討つのでもなく、潰えるのが「僕の僅かな幸運」とモノローグで言ってしまう時雨な…… 続きとかこの世界線で他の子達の話とかも見たいです。いつかあったらいいな。畳む


https://hudepen.hatenablog.jp/entry/2018...
updated:2023/12/10 #読書メモ #同人誌感想
18-22

同人誌感想につき折り畳み。
作者様、苦情等ありましたら対応いたしますのでご連絡ください。

今日は砲雷撃戦ですが、もちろん通販組なので予約したものが発送されるのを粛々と待っています。薄い本ももううん千冊単位で持っているものの、きっとこのままコミケにもビックサイトにも足を踏み入れることはなく一生を終えるのだと思います。
そうそう、コミケと言えば2年前のコミケで田村ヒロさんが発行していらした瑞加賀本、「瑞加賀が夏を満喫するようです。」がWEB再録されていて、2年前心底欲しかったけれど手に入れられなかったので、昨夜からもうずっと読み返してはにやにやしています。ふたりとも素直可愛いのが本当にこの人の作品の魅力。浴衣加賀さんが見せてくるのがあの表情だというのも最高だし貴女を選んだ~と言ってしまうのも最高だし、瑞鶴も誘うのやめませんよーとか似合うと思うのになあ…とかさくっと言ってしまうところが格好良くて可愛い。照れてる相手を茶化すでもなく幸せそうなのがとても好き。再録ありがとうございました……!

・やまとうた宵(カモノスさん)
大和×鳳翔。R-18。
最初は皆さんにお裾分け~などと言っておきながら、久々に会えた鳳翔さんが他の人と親し気なのにもやっと嫉妬する大和を受け止める鳳翔さんのしっとりえろ多め。表情のひとつひとつで表現されていくのがとても脳に沁みる……ラブいし甘いんだけど愛しいとか優しいとかの方が先に来る仕草がいちいち見ていて幸せで。おず…という効果音から紐を解く流れでのシーンがいっとう好きです。あと事後のわんこっぽさ全開のあれ。かわいい……!

・冬のいちにち(カモノスさん)
大和×鳳翔。↑と一緒に買いました。こっちの方が発売日遅かったのでこの順番で。
同衾からの穏やかな目覚めから始まる鎮守府内雪合戦。「終わったら参戦ですね」のくだりに大変笑わせていただきました。卑怯な夕張とか容赦ない鳳翔さんとか龍驤や隼鷹の、らしさ、とかもとても楽しく、最後の和やかな鳳翔さんがトドメな感じで……「ええ、一緒に」からのあの笑顔で畳みかける様が……本当に……しあわせが過ぎる……

・命につく名前(よひさん)
赤城×加賀。出会い編前編。
エースだもん!からの戦闘シーンがまず堪らなく好きですね……なんだかこういう、陸での赤城さんらしさを失わないまましっかり格好良く強い様って、存外見ない気がします。ここだけでずっと味わっていられるし次の龍驤とのやり取りを読んだ後でだとなおのこと美味しい……譲れないものと妥協と意地と、その結果としての出会いがまた。嬉しそうで楽しそうな赤城さんを堪能していたら(「まだまだ 足りないものだらけよ」と加賀さんに面と向かって言えちゃう彼女とかもうすごく好き)ラストがああだったわけですが。後編、お待ちしています。

・二面性(ぎゃわさん)
加賀さん小説本。CPとしては赤城×加賀(赤城→加賀かも)になるのかな。PIXIVで全編読めます。
全体的に加賀視点&心情吐露で物語は進み、メインを張ってるのは加賀と瑞鶴。一周読み切ってからはひたすらに自己評価の低い加賀とそこから生まれる軋みをにやにや楽しむ作品だと思っています。もう何十周もPIXIVで堪能しているのですが、紙版はもうすっかり入手を諦めていましたが、縁あって手に入れられたので自慢がてら。赤城が加賀へ向ける感情の爆発と加賀が瑞鶴に手解きする中で何度も重ねられていく苦しみと、あの選択とそこからの流れが本当に理想のフィクション具合なのです。(「私の席なんてもう残ってない」「恥ずかしながら~」とか「私を使いつぶしたかったのではないのですか?」とか)この作品時空での話、もっと見たいんだけどもう流石に無理かなあ……ifはあったけどあっちは加賀さん普通に死んじゃってたしな……

・楓葉とりどり(合同誌)
副題が受垣小説合同。その名の通りデレステ(私にとっては)の楓さん総受本。表紙が山田くろさん。パーフェクト。
一番のお目当ては七尾さんのかえみずでしたが、勿論最高でしたが、(あれだけ甘い様を見せつけておいて、苦い幸せを噛み締めたで〆られるところとか……!)DDなので他作品もまるっと美味しく頂きました。どの作品も事前事後の多幸感とどこかにほんの少し混ざるビター加減がとても良かった。「見えないだけよ」とか美波ちゃんへの誘い方とか。好きです。

・難解罹患(山田くろさん)
引き続きデレステ、楓×美優。R-18。
もっとドシリアスかと思いきや存外可愛い展開でしたご馳走様でした。美優さんの告白に酷い言葉と態度をぽんぽん投げつけた楓さんが、いざ酷いことをする前に「無かったことにしてくれませんか」と言い出してくれるのが大変おいしかったですね性癖ですね……美優さんの対応力が、気弱だからこそのしたたかさでまたいいですね……「確かめてくださるんですか」とラストのあの展開とかね……。

・ボーカロイドと終末少女(オカザキさん)
タイトル通り、VOCALOID×少女終末旅行本。しっかりコラボ、しっかり長編。
正直この本を楽しむために少女終末旅行に手を出した程度には長年の作者のファンなので、もう、堪能しましたの一言で片付いてしまうのですが。アンドロイドとしてのミクとして、とても王道でだからこそとても良かったです。「それを提示できていたら私達は棄てられていませんね」の台詞に籠められた感慨と裏事情とあの表情と、あっさり接がれる次の展開と。期待通りの。畳む


https://hudepen.hatenablog.jp/entry/2018...
updated:2023/12/10 #読書メモ #同人誌感想
18-21

同人誌感想につき折り畳み。
作者様、苦情等ありましたら対応いたしますのでご連絡ください。

・あずれんらくがきぼん。(鳥海かぴこさん)
らくがきといいながら一枚絵それぞれの情報量が多くていくらでも妄想できる。できました。しています。百合CPオンリーなのもとてもしあわせ。
赤加賀の「わかりあってる感」がとてもよくって(納得ずくのこの絡みよ…平常故の安定感…)、エン瑞の表情の差ににやにやして(特に瑞鶴の方の口元が最高)、不意打ちのヴィクティルにやられました。ふたりともとてもかわいい。戸惑ってるけど嫌がってないティルピッツの目線がちゃんとあってるところとかとてもよい……
メインの蒼飛ももちろんGJでした。飛龍くんの笑い方が……いちいち好きで……好きです……

・しっぽり!(かもたまさん)
アズレン瑞加賀本。タイトル通り(?)尻尾ネタでR-18、挿れられてるのは瑞鶴だし加賀も牡となってお前をくらってやる~などと言ってますが、なんか精神的にすごく右側だよな……加賀先輩……でもちゃんと「いくな」と縋れるところも不格好な告白をいくつもしてくるところも、とても好きなんだよな……瑞鶴の甘え上手なところもまた愛おしい。「だめ!!」って言っちゃう瑞鶴な……毎巻追いかけて、いつの間にかこんないちゃいちゃが拝めるようになったのがとても嬉しい。
地味に(瑞鶴が「あ…あれ?」と反応していた)しおれている加賀がMVPでした。あの流れ、最高。

・冬の日(N森さん)
艦これ、夕張×五月雨本。R-18。
雪で閉じ込められた旅館で1泊、温泉つき。ひたすらにしあわせそうにがっつき合ってる(モノローグでハートマーク飛ばしまくってる)ふたりがとても脳に沁みる……開き直って向かい合ってる様がいちいちかわいくて……まず1回目をお互いに強請って迎えてるところが強烈に可愛い……最高……
ところで最終頁の突き落とされ方も大好物なので、ご報告しておきます。初読時は思わずひとつ前の頁に戻ったよね……泣いてるふたりが全然違う意に思えてきてきりきりしたよね……ちくしょう大好きだよ……何てことしてくれるんだ……畳む


https://hudepen.hatenablog.jp/entry/2018...
updated:2023/12/10 #読書メモ #同人誌感想
18-20

同人誌感想につき折り畳み。
作者様、苦情等ありましたら対応いたしますのでご連絡ください。

・波間に光る白銀の(暁リトさん)
ケッコン指輪にまつわる、やまはぎと霞初霜、それからほんのり提督雪風なほのラブ本。
真面目で好意があるからこそ思い悩む姿も、それを打ち砕く真っ直ぐな好意を向ける姿も、どちらもとても好きです。初霜の解釈がなかでもいっとう好みでよかった……すごくいい……「…あたしが そう 信じたいから」と絆された振りをする霞に向けるあの表情、あの台詞ですよ……もう、この子、本当……大好き……

・百花繚乱クロニクル(にら・ゆゆきさん、賀茂茄子さん)
瑞翔中心総集編。まあ初出時のをほぼ持ってるんですけど……! 長年のファンなので……!
中でも冒頭の赤翔がですね……この赤城さん、とても好きって、どこかで言った気もしますが、本当に好きなんですよね……ある種の理想(自分では書けない奴)……素直で可愛くて、でもしっかり大人の女性で。恋愛面でも巧手なのに可愛くてでもしっかりタチ側で。好き。月見酒のところとか本当一押し。

・小さな鎮守府の山時雨1~3(北村鳩さん)
3のサンプルをTLで見かけて、ちょっと好み過ぎたので再販に合わせてまとめ買いしました。大変よかったです。
提督×山城前提の山時雨。R-18。山城と提督の関係性がまずもって好み(愛が無いとは言わないけれど情や絆され、いっそ日常の一コマ的要素の方が強い)だし、バレのあとあっさり時雨に反省の土下座をし提督にも苦言を呈せるし真面目に秘書艦もやる山城はとてもよかったし、それに「泣いてわがままを通す 子供のやりかた」で番ってしまう時雨は大変にやにや案件でした。山城の反応がまず「流されたわ くそぅ」なんですよ……おいしすぎませんか……
3巻の摩耶さまと時雨のやりとりと、致しながら回想と会話がもりもり続く提督山城のやりとりも大好きです。百合先行ではないのでそういうのもいける人向けではありますが、いける人はぜひ。畳む


https://hudepen.hatenablog.jp/entry/2018...
updated:2023/12/10 #読書メモ #同人誌感想
18-19

同人誌感想につき折り畳み。
作者様、苦情等ありましたら対応いたしますのでご連絡ください。
 
・それでも私の憧れでした(エビゾメさん)
艦これ日向扶桑。前後編。まとめ買いして一気に読みました。
まずタイトルが、本当に秀逸ですよね……うすうす気づいてはいながら、あの道筋に雪崩れ込んでいく様が見事。こういう形の戦後、は、もともと大好きなのですが(生きてゆくしかない結末)、そんな世界で生きている艦娘として登場する時雨も響潮も雪風初霜も、大変おいしかったです。イセヒュもね……喉に絡みつく真綿を認識したくないのと認めさせたいの、すごくよかったですね……
とはいえもちろん終盤の扶桑への評価が反転する終盤が本番、日向の気づきも絶望も、すごく良かったです……救いがほんの一筋だけあるからこそ、余計に……わかったころにはもう遅い両想いとか、正直、大好物です……ご馳走様でした。

・加賀さん、コミケへ行く。(星ナオスケさん)
コミケとか同人オタとかのパロ本はその昔あんまり得手では無いのに連続で当たったことがあって敬遠してたんですが、この人の他の作品全部面白いし好みだしとえいやと突っ込んでみたら大変美味しかったですね……既刊も手に入るだけ手に入れましたがコンプはできませんでしたね……また長期計画で探します……
BLクラスタな加賀さんもだいぶ面白いですがそれへの視線が(瑞鶴及び作者のが)あたたかくて良かった……なの筆頭に、あくまでメインは艦娘達のあれこれっていうのが大変美味しかったです。でした。瑞鶴も加賀さんも可愛かった……某コスプレ、ものすっごく楽しみです……畳む


https://hudepen.hatenablog.jp/entry/2018...
updated:2023/12/10 #読書メモ #同人誌感想
18-18

同人誌感想につき折り畳み。
作者様、苦情等ありましたらご対応いたしますのでご連絡ください。

・昨夜までのはノーカンでしょう。(紺さん)
アズレン赤加賀本。リバ有R-18。とはいえ雰囲気重視感情論もりもり、つまり大好きな奴です。予約注文した紙の本を取りに行く時間がなくて勢いでDL版もあわせて買ってしまいましたが後悔はしていない。(遅れながら紙の本もちゃんと取りには行きました。)サンプルで好きと思えたなら是非。
赤加賀が赤加賀として結ばれる場合の解釈として大変好みど直球で、あ、これが正道でいいわ……となってしまったレベルに拗らせました大変ご馳走様でした。赤城さんの納得と加賀さんの筋道が本当……おいしい……いちばん好きなのは実は「ご自分でどうぞ洗ってください」なんですが、こう言ってしまう加賀さんが絆されていき、確かめようと思い、そしてあのオチを迎えるのが本当おいしい……かわいかった……ちゃんと意見を言えるのになんだかんだ絆されている、妹「分」な加賀さん、とても好きです。これだけ納得ずくで右側回ってるのがおいしい……通和散からのくだりとか嫌な言い方でかぶせてきてたとか初めて嫉妬した、とか、こういう展開大好き……今後もこの世界観でのふたりが見られますように……!!

・飛龍とエンタープライズがボロ寮舎で暮らす話。(鳥海かぴこさん)
表題通りのアズレン本。百合か百合じゃないかで言えば百合では無いですが、ふたりでほのぼのしてる様はもういっそ百合じゃなくていいレベルで大変おいしいです。おいしかったです。大根育成とかしっぽさわさわとか、サンタープライズの最適解とか、本当、好き……ふたりとも自然体で穏やかにすごしてるからこそ勝手ににやにやできるほのぼの同棲生活、ご馳走様でした。

・空母たちのいただきます。(38式さん)
艦これ、瑞鶴とGrafでギャグ本。なんだかんだで空母本。
加賀さんのモテ方の馬鹿さ加減に笑い、瑞グラの阿呆なやりとりに笑い、最後のオチ担当翔鶴に同情しながらやっぱり笑い、つまりいつもの堪能の仕方でした。あくまで不倫にはならない、なってくれないところが38式さん節なんだよなあ……と理解しつつもタラシ空母コンビ、思いのほかおとなしかったなあ……いや、もちろんかっこよく(?)はあったんだけど……………(そうか…………?) 畳む


https://hudepen.hatenablog.jp/entry/2018...
updated:2023/12/10 #読書メモ #同人誌感想
18-17

同人誌感想につき折り畳み。
作者様、苦情等ありましたら対応いたしますのでご連絡ください。

・BERRY STRABERRY SHAKE(2)(林家志弦さん)
公式同人誌、ストシェ続編。
好きすぎて、あーどこをどう切り取って感想にしよう、してやろうかと延々考えていたら優にひと月以上温めてたしあたためすぎてどうしようもなくなった感があるので、もう、好きだー!!! という一言で終わらせようと思います。だいすき。この手の、真っ直ぐすぎるからこそのどうしようもなさを恋愛方面に振り切ってくれるの、本当に……好きだなあ……暗転前の「だいすき」とか最高でした……畳む


https://hudepen.hatenablog.jp/entry/2018...
updated:2023/12/10 #読書メモ #同人誌感想
18-16

同人誌感想につき折り畳み。
作者様、苦情等ありましたら対応いたしますのでご連絡ください。

・海面上のタランテラ(上)(サキツルギさん)
アクグラ前提のAquilaシリアス本。冒頭のああいうやりとり含め、真顔に近い真剣な表情がどれも好きで、何度でも読み返しては堪能させていただいています。Polaとのやりとりが特に好き……淡々と抉ってくるシリアスね……「笑っちゃうくらいの虚無感ね」からの怒涛の畳みかけにもう一度殺されましたね……後編……作者様のあとがき通りだと、いいなあ……(でもメリバでないとも、言って、いない……

・長波サマは改二になりたい!!(仏さんじょさん)
長波愛で突っ走るほのぼの分多めのラブコメディ。実はシリーズ既作全部読んでおります。(家人の趣味に便乗。)
時折覗くプレイ日記的側面、好きなのでもっと積極的にやってくれないかな……改二になっても長波は相変わらず可愛かった……というか、周囲の愛で方がどれも可愛かった……ご馳走様でした。改二おめでとう。

・5月8日「恋」にまつわる艦娘たちの短編集(星ナオスケさん)
能代×大淀、提督←潮、と、打鍵してしまうのは簡単なのですが、ひとつひとつの感情と情景が丁寧に描かれているからこそ色々刺さる、最高の短編集でした。「好きだからこそ~」の潮のあの表情と大淀の公私混同の末のあのデレがいっとう好きです。最後の〆方もまたいいんだよなあ……特上の、日常のひとつをみせてもらった感が……本当……畳む


https://hudepen.hatenablog.jp/entry/2018...
updated:2023/12/10 #読書メモ #同人誌感想  
18-15

同人誌感想につき折り畳み。
作者様、苦情等ありましたら対応いたしますのでご連絡ください。

・ヨクアルハナシ。(かもたまさん)
アズレン瑞加賀本3冊目。冒頭の3頁漫画が、Twitter掲載時から、もう、おっそろしく好きなので、これを収録してくれただけで、もう……ありがとうございます……気の置けない仲だからこそのやりとりが、おだやかで、加賀のデレ方瑞鶴の譲り方、最後の一コマ……好き……
本編はまず赤城さんのあの表情に惚れ、瑞鶴に素直な吐露をみせる(「すまぬ」とか「そうかもしれん」とかそのあとの相談まで含め)ところ、連れ添いらしくて順調そうでにやにや。最終頁のいちゃいちゃっぷりがまたしあわせ全開でいいですね……理想の絆され具合ですね……。

・秘書艦以上ケッコン未満(ななはむさん)
提督×大井、漫画3本。言い合いながら失言し合いながら、全編ほのぼので進むラブストーリー。大井さん、かっわいかった!! 提督も駄目人間なんだけれど駄目になりすぎず、いや、まあ、駄目人間に変わりはないんだけど(きっかけが嫌がらせとかいいところで時間ミスで迷惑かけるとかやっぱ瑞鳳の方がとか)しょうがないなあな評価に落ち着くのは大井フィルターですね……やさしくてあたたかいのがかかってるんだ……っていうか一喜一憂する大井さんが本当かわいくて……かわいいんです……(何回目だそれ……)最後までやりきってくれて、ご馳走様でした! (地味にすごく好きなのが幕間の四コマ漫画……「仲良しかよ」、たまにふっと思い出しては笑ってしまう……しあわせ……)

・ビーン&タッグ(ピヨックスさん)
葛城×瑞鶴本、というと怒られる気がする、鬼役だったはずの瑞鶴と飛龍がひたすらに鬼役の葛城から逃げまくる節分ギャグ本。ひたすらにハイテンションでひたすらに楽しい。流れるようなセクハラ発言から流れるように走って雲龍が顔出しして蒼龍がガチ勢で参戦しかけて流れるようにフェードアウトして。そして最後のオチ。いや、もう、ずっと笑わせていただきました。巻き込まれてる方の瑞鶴も本当好きなんですよねえ……畳む


https://hudepen.hatenablog.jp/entry/2018...
updated:2023/12/10 #読書メモ #同人誌感想  
18-14

同人誌感想につき折り畳み。
作者様、苦情等ありましたら対応いたしますのでご連絡ください。


『花便りが届くころに』(合同誌)
各人がそれぞれの花を交えながら描く祥鳳瑞鳳合同誌。ほのぼのとシリアスが多くって大変うれしかったです。
イラスト参加はおぅじゅさんと銀さん。おぅじゅさんのイラスト2葉、対比としてみるのすごくいいですね……あえてのこの順番なのが更に……。銀さんのモノクロも、この一瞬だけで無限に妄想できる……どちらもいろいろ、積み重ねた上での表情だなあ……という妄想が……

表紙絵は言わずもがな大好物です。向かい合っていて向き合っていて、でもお互いちょっとずつ違うことを思いながらけれど同じ感情でいるんだろうなあ……というのはやっぱり妄想ですが……すごく好き……

・小さな幸せ(立駒さん)
漫画。最後のコマの瑞鳳の笑顔がとても良い、からこそ、読み返してうわああとなる、小さな幸せという名の思い出。間の取り方好き……

・君を待つ(38式さん)
漫画。瑞鳳の、あの、切り取られたコマに完全にやられたのでさすがの38式さんだなあ……と。「しあわせなの」と繰り返す瑞鳳がとても良い余韻でした……最後まで……

・レンゲソウ(けのかさん)
漫画。すれ違わない、勘違いしないふたりがまっすぐにラブくてひたすらにGJでした。お互い甘やかしっぱなし、だがそれが良い。にやにやできました可愛かった!

・私の恋に気づいてください(キヨナガさん)
小説。お帰りなさい、からはじまったふたりが真面目に悩んで階段をのぼっていく話。瑞鳳の悩み方、本当に真っ直ぐで素敵でした。今を壊したくないから臆病になるって何万回でも読みたい。

・真心の愛(灰狼酒さん)
漫画。「祥鳳姉さん」という語感の破壊力……教え導く側の祥鳳もやんちゃ無邪気な瑞鳳も愛おしい。

・紅色鳳仙花(イワンウイリーさん)
小説。やや不穏な幕開けからはじまる、ふたりが距離をがんばって縮める話。努力する瑞鳳になんとかそれをくみ取ろうとする祥鳳が行き着く先は、呆気ないからこそ幸せっていいなあと。

・白のいたずら(ハッカ飴さん)
漫画。あの決め顔の祥鳳と、それに翻弄される瑞鳳にガッツポーズ。両者ともとてもかわいい。さらっと台詞だけで〆られるのにまた唸らされました。こういうの好き……

・君と同じきもち(稲いなさん)
漫画。たまごやきに絡めていちゃいちゃ。祥鳳の方がうわてっていうのがまたいいですねおいしいですね……同じこと繰り返して進んで行ってくれるんだろうなあ……

・夢の中でも(日向雲雀さん)
漫画2編。主催お疲れ様です素敵な合同誌を届けてくださり、本当にありがとうございます。
穏やかで不器用でやさしいふたり、とても素敵でした。祥鳳は確かにズルいしそんな彼女にズルいっていえる瑞鳳は可愛い。

・アストランティア(ゆきみゃんさん)
小説。SFめいた世界観の中、海上でない場所で運用されているとある瑞鳳と祥鳳の話。「そういうことじゃないの」が刺さる、淡々と紡がれる自意識の祈り。いい感じにはみ出したふたりが静かに楽しそうなのが、よかったなあ……こういうif大好きです。

・ナンテン(大馬陸さん)
漫画。酔っ払い祥鳳(かわいい)。押せ押せ祥鳳にたじたじな瑞鳳(とてもかわいい)。褒め殺しって怖いですねいいぞもっとやれ。

・キズイセン(ものかさん)
漫画。一瞬の邂逅で尻尾が見える(かわいい)。不在だからこその募る思いが、第三者の視点からみせられるってとても好きです。

・あかねさし(モケットさん)
漫画。祥鳳→瑞鳳への想いがとても拗れていてとても良かったです。半年ほっとかれたら瑞鳳も拗ねるわな……と思いつつ、それだけで~という述懐込みで不和解消の流れが見事で、この結末にたどり着いてくれて。

・記憶のない海(安佐川さん)
漫画。これぞ安佐川さん真骨頂、と、ひとりで勝手に飛び跳ねて喜びましたごめんなさい。瑞鶴と瑞鳳がしている会話がひたすらにボディーブローのように堆積してゆくのがさすが。堪能しました。

・君と歩く未来(ちーずさん)
小説。冒頭からの想像とはまるで違った提督像がまずうまい。祥鳳視点で淡々と語られる瑞鳳の異常さが、だんだんひっくり返っていく様が見事。穏やかに綻んでいく祥鳳に最後に差し出された手にじんわりときてしまいました。

・風船葛(リリティアさん)
漫画。史実が首回りに巻きつくように絡んだシリアス。「行ったことなんて無いはずなのにね」な瑞鳳の闇をすぅっと浄化する祥鳳さん素敵でした。

・花香る車窓(コウさん)
小説。現パロ学パロ。JD瑞鳳が電車でよくみかける祥鳳と……な話。一個年上のお姉さん、ってとても良い響きですね……祥鳳の設定含め、続きがとても気になります。畳む


https://hudepen.hatenablog.jp/entry/2018...
updated:2023/12/10 #読書メモ #同人誌感想
18-13

同人誌感想につき折り畳み。
作者様、苦情等ありましたら対応いたしますのでご連絡ください。

・Get ready, get,set,go.(ひびき玲音さん)
「紛らわしいことは重々承知ですが」「二次創作同人誌」です。とのことです。
一冊まるっとマリみてイラスト本。半分くらいはフルカラー、祐巳ちゃんと瞳子ちゃんの漫画も収録。漫画が、これまたすごく良かった……期待は外さず、さりとて語りすぎるでなく、良い距離感良い雰囲気だった……
相変わらずの聖さまもりだくさんに加え、CPでは今回祥祐ラフがいっとう好きでした。ここまで密着しておきながらこの祐巳ちゃんの表情……いいなあ成長したなあ……っていう……無邪気感で逆にそう思わせるっていう……ね……!
来年もまた更にパワーアップして新しい本が拝めそうで(おそらく、もしかしなくても蓉子たちも来てくれそうで!)とても楽しみです。畳む



https://hudepen.hatenablog.jp/entry/2018...
updated:2023/12/10 #読書メモ #同人誌感想
18-12

同人誌感想につき折り畳み
作者様、苦情等ありましたら対応いたしますのでご連絡ください。

・ただ、すきで ずっと、すきで(もちこさん)
現パロ赤加賀前提の赤城←翔鶴本。という前提知識で読み始めたんですがしれっと加賀←瑞鶴もありました心からありがとうございます。赤加賀は一切崩れることがなかったのはむしろ安心しましたそっちもありがとうございます。「だって私を選んだんだから」って言いきれる加賀さん……!!すごい……好き……あとちゃんと本人に向き合って返事してあげてる一航戦っていうのもすごく好き……ままならないけど納得はできる、っていう結末にしてくれたのがとても良かったです。ちゃんと抱きしめて言ってあげる(言ってしまう)辺り……赤城さんっぽさ全開でよかった……この思い知らされ方よ……(全力で褒めているつもり
あとスタバで相談してる赤城さん可愛かったですね。翔鶴の述懐とあわせて更に倍率ドンですねおいしかったです。あるあるっていうか……いや、やめよう、この話は……

・赤城御飯(ALL.さん)
山奥でふたりで同棲して、旅行行ったりお弁当作ってあげたりふたりの朝御飯のために奮闘したり、ものすっごく素敵な赤加賀本だったんですが、表紙や通販サイトの解説からはちらともそんな気配感じなかった……勿体ない……ような……いやでもCPとしてみてしまうのはやっぱり色眼鏡の類かな……ともあれ色眼鏡装備の身としてはとても良い赤加賀でした……
ふんわりした世界観で、もしかしたら上の説明も誤認があるやもしれませんが、(「今はまだ 海しか知らない私たちだけれど」「つぎは 何処にいこうかな」)、たとえ夢でも幻でも、ただ穏やかにしあわせそうなので、よかったなあ……と。ただ。過去話?であの闇の中でそっと手を繋いでる一航戦GJでした。「みんな 元気かしら」ですとんと落とされてしまったので、この設定上で他のひとたちの話も是非読みたいです。

・かがさんがねこである(マスクザJさん)
提督×加賀前提の上で、加賀さんが猫になりましたドタバタコメディ。脳内鎮守府劇場シリーズとても好きなので素敵な番外編として楽しめました。しかし、あなた、よく薄い本で猫化してる割にどれも絶妙に可愛くないわね……そんなところも愛おしいけど……あと飛龍はいつからそんなキャラしてましたっけ……( いつも瑞鶴にばっか気を取られていたせいで見落としてたのかな……そんな気もするな…… ともあれ最後の「うっかり」がものすごく可愛かったので終わり良ければ総て良し。途中のほのぼの良い話含め、ご馳走様でした。

・TWILIGHT(清さん)
雪がしんしんと降る中でArk Royalの述懐で語られる、Warspiteの、そして彼女との話。敬慕敬愛、示し直す誓い。
憧れている、というのがモノローグで淡々と示されるのがすごく良かったです。いいなああいい雰囲気だなあ……表情ひとつ、仕草ひとつで色々想像できてしまうんだもんなあ……「あなたが許してくれたなら」に続く、ふたりのしめやかなやりとりがいっとう好きです。

・海色の空、高く(鮎さん)
葛城が未着任の天城を探すために奮戦する話。長門と鳳翔に諭されて奮戦する葛城がただ可愛く、瑞鶴が空回りせずちゃんと先輩してて、おお、と思い(好き)、葛城→鳳翔が呼び捨てなのに改めておおお、と思い(大好き)、なんていうか両者に共通する葛城の真っ直ぐさが自分はやっぱりすごく好きなんだなあと。思い知らされました。
いやでもやっぱり読み返すと葛城鳳翔もおいしいよね……という邪念が抑えきれなくなるのもまた事実……「灰色の空、蒼穹の蒼」のほの暗さも大好物でしたが、こんなに穏やかに脇でやられると途端…… 畳む


https://hudepen.hatenablog.jp/entry/2018...
updated:2023/12/10 #読書メモ #同人誌感想
18-11

同人誌の感想につき折り畳み。
作者様、苦情等ありましたら対応いたしますのでご連絡ください。

今回、男性向けR指定詰めです。

・魔法探偵社艦これ総集編(6)(光姫満太郎さん)
提督LOVE込み込みなのにうっかりガチめにftnr瑞加賀萌えしてしまった冬コミ3日目本。瑞鶴と加賀と翔鶴が3人で表紙飾ってますが、この雰囲気が駄目な人はごめんなさいな奴だとは思います。瑞加賀とかズイショとか言い切ると怒られそうだけど、でも瑞加賀分が個人的にはとっても補給できた……ので……「加賀さんでもイクときは相手の名前呼んでくれるんだ…」とか……なんだかんだでふたりとも気持ちよさそうでラブいところとか……
提督×翔鶴で真っ最中な執務室に乱入した瑞鶴が頂かれちゃう最初の話……は非百合ですがその後の話の導入ではあるので、つなげて読む方が楽しめるかな。どうかな。2話目冒頭の「提督さん相手なだけなら構ってくれなくても我慢するけど乱交してる姉は許せない」と怒ってる瑞鶴ににやにやできるひとなら以下略 そして翔鶴さんマジびtt(すき
そこから流れるように、こっそり一人でしてるところを生えてる加賀さんにおいしくいただかれ(ベタベタなケンカップルおいしかったです)、その後瑞加賀で仲良くいちゃえろし始めたところに逆に翔鶴が乱入し出し(張り合い過ぎない3Pはおいしい)、そして番外編的に龍驤の覗き見感覚共有実況えろな瑞加賀があるという……この……第三者的視点(本人達に自覚が無いとなおよい……)っていうの、物凄く好きなのに中々趣味に合致してるのに巡り合えないんですが今回は完璧にビンゴでしたね……
本編の台詞回しは全体的に割とギャグっぽくてそのせいか割とギャグ漫画っぽい消化をしてしまったような気はしなくも無いですが、とても楽しかったです。加賀さんとか本当辛辣で何様系なんだけど何だかんだで好意的な態度全開だったもんな…… 

・ハタカゼ ヨトギ ロマン(五月猫さん)
提督×旗風えろ本。思ったよりR指定のターンが多いというか8割以上致しててすごかったおいしかった。です。表紙の雰囲気が好きなら楽しめると思います。お互い思いやりつつのいちゃえろが、お互い素直に愛情やら感情やらを伝えつつだからなおのこと、いいですねしあわせですね……最初の冒頭でのしっとりというか湿ったというか、穏やかだし負ではないんだけれど少しだけくらい、……あれだ、それこそ「夜伽」から想起されるお仕事の人たちの空気。ちゃんと純にラブいのにな……旗風マジックだな……「ぜひご相伴に預かります」とか「ご自愛ください」とかこういうところが本当に好き……

・以心電探総集編+長波さんの恋人(ブロンコ一人旅さん)
提督LOVEのR指定シリーズまとめ。まあシリーズ過去作全部持ってるんですけど……っ 全部持っている程度には大好きなので……っ この人の、キャラ解釈の仕方とそれの活かし方がとても好きです……今回の長波も良かったです……(格好いい上で可愛い愛おしい、っていうのが前面に出ていて……「あたしが筆下し?こりゃ光栄だね」発言とそこから雪崩れてくところとか特に……)
「○○さんの恋人」1頁物の奴が地味にとても好きだったので、過去作収録と共に新規物あるかなーとちょっと期待してましたがそちらはありませんでした残念。またいつか。出会えることを願って。畳む


https://hudepen.hatenablog.jp/entry/2018...
updated:2023/12/10 #読書メモ #同人誌感想
18-10

同人誌感想につき折り畳み。
作者様、苦情等ありましたら対応いたしますのでご連絡ください。

『決戦前夜』(合同誌)
瑞加賀小説本。
表紙絵も挿絵もおふたりらしさが存分に出ていて堪能しました。六海さんの純な瑞鶴もその裏ですぅっと影をみせてくれる加賀さんもべっちゃんさんの穏やかさとほのぼのした幸福が共存している世界観も大好き……

・ふたりの、決戦前夜(おおとりさん)
戦いや演習、今後の身の振り方といった事々が「提督」の存在によってちょっと新しい関係性に視点を持って語られる、終戦近くのふたりの話。(命令口調とかオンとオフの切替とかよかった。)「お父さん的な心情」って称しちゃう彼女が良いキャラしていてとても好きです。「でも私も加賀さんのこと~」って言っちゃうところも。最後は格闘戦、な賭けの展開には燃えさせていただきましたこういうの大好き……それにしても瑞鶴いろんなひとに振り回されっぱなしね。そんなところも可愛くてGJとしか言えませんが。最後のドタバタと加賀さんの開き直り方、大好きです。

・背伸びのプロポーズ(からももさん)
ひたすらに甘い恋人生活おいしかった……すごくおいしかった……第三者からにやにや見守られているのも本番自体よりそのあとのあちこちで事後特有のあれこれが示されるバカップル具合も他の人を巻き込んですれ違ってしまってからの仲直りのターンも。自己完結という解釈はなるほどな、と思いましたし解決しようとする瑞鶴の素直さ真っ直ぐさはとても良いものでした。ご馳走様でした。


・「どうしても、伝えたいことがあって」(エコーさん)
自己評価が低いが故に周囲に誤解され迷惑をかける加賀さん、もはや一種の性癖じゃないかというレベルで大好きです(自己申告)。臆病なところもこうやって吐露してしまうところも、この結末を招いてしまうところもそれでも冒頭、あの戦いで、ああいう選択をしてしまうところも、とても好きな加賀さんでした……あと瑞鶴の壊れ方もとても好きですね……淡々と、という辺りっがとても良いですね……「ひどいよ」から転がり落ちていくのがもう……
シリアス一辺倒なストーリー自体ももちろんドツボでして、帰ってきた彼女があの子と新たな一歩を踏み出したのが嬉しくもあり少しばかり寂しくもあり。そんな寂寥感込みで、良い話を読ませてもらいました。

・声になるまで(ヨールさん)
着任したときには既に加賀さんと組むことが決まっていた瑞鶴が、彼女とうまくやれずに思い悩む話。瑞鶴が一貫して、過去のことをあげつらい悔やむよりも行動して今後をよくしようという性格で動いているのがとても気持ち良かった。謝るところは謝り、わからないことはわからないといってくれるのが小気味よくって、これは、加賀さんじゃなくても絆されるし翔鶴じゃなくても自慢って言いたくなるわ……状態でした。とりあえず棚に上げる、からはじまって、謙虚に笑うところとか、あーもう!と言いたくなるし、そんな彼女だからこそ最後の加賀さんのあの吐露を引き出せたんだろうなというのがとてもよく伝わってきて。最後の加賀さんの良い性格っぷりにこのふたりならきっと仲良くいけるに違いないという確証も持てて。よかったです。

・これがホントの決戦前夜!?(ろざらしさん)
現パロ学パロ。瑞鶴がものすごくワンコ的懐き方をしている好感度MAXの後輩で可愛い可愛いとにやにやしていたらその後の加賀さんにやられました。身代わりの彼氏役として瑞鶴を召喚したはずが、あっという間に陥落していく様が……とてもかわいかった……そして瑞鶴はちゃんと格好良かった……要所要所を抑えつつ、自分の欲求もきちんと口にして、けれど加賀さんが承諾を得られる範囲内でちゃんと収めるとか……これは落ちるわ……最後の最後で、加賀さんをついに追いかけさせる側にするところまで含めて完璧ですね…… 瑞鶴の思いやりと立ち上る甘さをひたすらに堪能できたデートでした。畳む


https://hudepen.hatenablog.jp/entry/2018...
updated:2023/12/10 #読書メモ #同人誌感想  
18-09

同人誌感想につき折り畳み。
作者様、苦情等ありましたら対応いたしますのでご連絡ください。

・霧信号の鳴る方へ(鮭田まもしろうさん)
練度上限がみえてきた朧が先のことを考える話。ケッコン済で艦隊トップで、その上で「もうこれ以上強くはなれないかもしれない」と吐露してくれて、そこからのアドバイスと答えの見つけ方がたまらなく好き。信頼できる仲間がいて、新しい風が吹いて、積み上げた実績があって、というのが、これだけのページにぎゅっと詰め込まれてるからこそ語られすぎずに、ただ示される、それが本当格好いいのです。いいなあいい鎮守府だなあ……「あたしそういうの向いてるんです たぶん」にぐっと来てしまった……本当、この人の朧ちゃん大好き……

・恋よりも深く、どこまでも(夜さん)
「戦後」の瑞加賀小説本。2017年で一番結末に呆然とさせられた同人誌……いまもパッととってあの情景が一瞬で想起される程度には……ものすごくよかった、ことに間違いは無いんですが、納得もするしうまいなあとも思うんですが、でもさああああああ と思わず叫びたくなる、あの。「私たちが愛し合ったことを知る人は限られているし、それを知る人は数十年のうちにいなくなる。それでいい」なのが もう ほんとう 
さておき本編の大筋ではただ穏やかに、幸せな日々を過ごし、定められた結末までを幸福で埋めつくそうとしているふたりが、過去の記憶とともに流れていき。お約束の四日目ににやにやしていたら五日目の赤翔、というか翔鶴さんの終わり方がドツボで死ぬかと思わされました。あのシーンがこの本の中では一番好き……とても強い精神をもって、ああいうことを全うするひとというのに心底弱い……

・花鳥航月(合同誌)
正規空母合同誌。鳥合同、らしいです。
れぇさん:一二五航戦それぞれでカラーイラスト。ひたすらに格好良く、こちらをちらとも向いてくれないまっすぐさ、強さ、各々の矜持の在り方、とても良い。そうでしかあれない一航戦、そうありたい五航戦、こうだけど何か問題あるの?な二航戦、というのは妄想ですがどれも好き。とても。
しめぎさん:相変わらず幼く純粋なひとときの描き方が絶妙過ぎて堪能していたらラスト3ページの鮮やかさにやられました。こういう格好良さに弱い……とても好きです。あ、Grafと提督の話です。
小うどんさん:おおとり、とかいうと怒られるでしょうか。満を持して、大鳳の話。「最後は加賀だ」で抉ってきておいて、あの大佐の、あのページですよ……! ただ信じている、が故に落ち着いている、この貫録でこの差し込まれ方……ご馳走様でした。畳む


https://hudepen.hatenablog.jp/entry/2018...
updated:2023/12/10 #読書メモ #同人誌感想  
18-08

同人誌感想につき折り畳み。
作者様、苦情等ありましたら対応いたしますのでご連絡ください。

・潜水艦詰っ!(ぽむぽっぽさん)
どのページを開いても潜水艦、どのページもかわいい・かつ面白い、すごい。
(この手の日常詰め合わせ本って大抵はあんまり得意じゃないネタも入ってるものなんですが本当にどれも好き。すごい。)
各話ラストのオチがどれもGJっていうのもあるのかな。ツッコミ系大好きです。ほんのり百合要素もあるというか勝手に妄想しますご馳走様でした的なネタがちらほらと。イクニムが理想の仲良し姉妹具合で中でも一推しです。

・泣けないこども(我新すみさん)
霞改二乙記念本。霞と雪風のやりとりがメイン。霞の悩み方、凄いな……と抉られてたら雪風のアドバイスが悉く斜め上でそれなのに悉く刺さって、……良いものを読ませていただきました。「簡単なんかじゃないんですよ」「私ようやく 子供になれたのかしら」肩肘張って生きるのも、上手に遣り繰りして生きるのも、大変だし凄いことだよなあ。ふたりとも(+朝潮も)格好良かった。

・瑞鶴プリリアンドパーク(38式さん)
最近38式さんのギャグ本に女神が出てこないと落ち着かない体質になってしまった……おかしい……こんなはずでは……
瑞鶴と加賀で遊園地デートする話。落ちるためのオチがそれでいいのかというのが一番ツボでした完敗。ラブ要素あるよ!と言ったら怒られそうですがあるよ!最後の懲りてないコンビに着地したところ含めラブいよ!!(そうか……? でも瑞鶴はその行動力をちょっと自重さえすれば普通に報われる気もするな……?畳む


https://hudepen.hatenablog.jp/entry/2018...
updated:2023/12/10 #読書メモ #同人誌感想
補完前

同人誌感想につき折りたたみ。
作者様、苦情等ありましたら対応いたしますのでご連絡ください。
 
瑞加賀これくしょん改(瑞鶴×加賀合同誌)
同著の感想を、したためました、という記事になります。遅ればせながら。ご馳走様でした。

・愛しさの万華鏡(おきぬさん)
「せっかく見返してやれるチャンスだったのに」で、この表情を浮かべてくれる瑞鶴が凄く好きです。
髪下ろしてる加賀さんかわいいそのあと満足してる加賀さんもかわいい!

・初めて加賀さんに演習で勝った話。(38式さん)
煽てられてる瑞鶴かわいい結局絆されてる加賀さんかわいい……!(
オチまで含めていつもの38式さん節、堪能しました。

・たのしい入渠たいむ(ふくたろうさん)
そりゃ明石でなくたって「ごゆっくり」っていうわ……!
安心してる加賀さんの目を瞑った顔がとても好きです。大丈夫だ瑞鶴脈ありだぞ頑張れ。

・「工廠恋占い」(こけつさん)
「最悪」って言っちゃうふたりと、結果が出たあとのある意味とてつもないふたりのデレと。④を乗り越えたからこその無情さに大笑いさせていただきましたごちそうさまでした。

・託すもの(つたの葉さん)
喧嘩っぷるとして描かれてるはずなのにいちゃラブにしか見えないなおかしいな……
諭す加賀さんとそのまましれっと種を撒く加賀さん。とても愛しい(好き)。

・大切な補給(たる屋さん)
ぱあっと明るくなる瑞鶴がとても可愛い。癒し。
テーマ「補給」なところがいいですね本当にね……

・建造と解体(六海さん)
さあ今度はどんな不穏を見せてくださるのかな!! という邪念を完全に叶えてくださる展開でしたありがとうございます……
ひとは未練と呼ぶそれが、大淀に対して示されたというのがまた。とても良い。

・その先へ(ふかざきさん)
演習でバトってる瑞加賀、その場でケンカップル上等!なふたり、何度食べてもおいしいですありがとうございます。加賀さんが一歩引いた上で、それでもケンカップル(またの名をバカップル)になるのとてもかわいいですね……!

・瑞鶴と加賀さんが同じ鎮守府に編成された話。(ねじこさん)
……発行から半年経って、一番思い返してしまうのがこの作品だなんて……とてもしあわせです(
表情筋と言動と心の声と、バカップルでしかないやりとりがもう本当……心のオアシス……かわいい……!!

・不定形進化論(カシさん)
やったーカシさんの瑞加賀がもう一回見れる……!!
決め顔の瑞鶴がただカッコよく、それに対する「すごい惚気」な加賀さんはただ愛しく。師弟愛GJ。

・夏の花(桶さん)
瑞鶴の邪推から始まる騒動で、加賀さんの愛が感じられるのが、ただ、ずるいなあ……と。「可愛いことをするわね」があの魅せ方で見せられるの、本当ずるい……(ごちそうさまでした

・『あれ』と『これ』の違い(田村ヒロさん)
入渠前の加賀さん可愛いし髪下ろした加賀さん可愛いし瑞鶴の入渠終わるまで待っててくれる加賀さん可愛いし……! これは瑞鶴でなくても惚れる……可愛い……「入浴」のターンは何時ですか……

・給ヲ補スル鶴(れぇさん)
入れ違いの瑞加賀フェードアウトターンに述懐する赤城さんが大変に愛おしい。
瑞鶴のやんちゃっぽさはいつもながらではありながら(とても好き)加賀さんの包容力、珍しくってとても嬉しかったです。いちゃラブしてる……!!

・紡ぐ想い(ソラさん)
主催者様の真骨頂。「ちゃっかりしてるわね」「しっかりしてる ですよ」は当人様がネタにしてましたが、このBLっぽさ、大好物です……みんなで全力を尽くして、その上で加賀に託す、最高ですよね。冷静な加賀さんとしゅんとした駆逐艦ズの対比もとてもおいしかったです。畳む


https://hudepen.hatenablog.jp/entry/2018...
updated:2023/12/10 #読書メモ #同人誌感想
18-06

同人誌感想につき折りたたみ。
作者様、苦情等ありましたら対応いたしますのでご連絡ください。

筆が乗ったので既刊(今回は前夏コミ本)感想はじめました。

・かみさま(すなぎもさん)
「知らないの? 神様なんていなかったのよ」
瑞葛本。諭す赤城さんと、それにお礼を言う加賀さんのところが好き……このわかりあってる感……「たまには外してよね 立つ瀬ないわ」のところの一航戦もすごく好き……
葛城はずっと光属性で、瑞鶴はずっと余裕がなくて、そんなふたりが全然分かり合えないままにひたすらに瑞鶴が苦しんでいるんですが、強引に生き方を見直しさせられている瑞鶴の様子がいちいち刺さって、その、たまらなく好きですね……最終頁の彼女の顔が、ああ、答えを見つけてしまったんだなあという安堵と、これからどうするんだろうという期待を、同時に抱かせてくれるので来月の新刊すごく楽しみです……繋がってる話だといいな……

・骨のありか(六海さん)
あとがきの、加賀さん評にただ頷くしかなかった瑞加賀本。
加賀さんが瑞鶴を監禁して、瑞鶴は理由を知らないままただ抵抗して、苦しんで。もうそのシチュエーションだけで大好物なんですが、転がり落ちるように答え合わせが強引に始まる展開がね……更にね……くらすぎるのにぶれない加賀さんの覚悟が物凄く好きですね……
最終頁の見開きが、PIXIVでの見せ方含め、本当にうまくて。「また私だけが~」の吐露を含め、ある種最高級の終着点だなあと。縋りついた、結果の救いが、希望は叶わなかっただろうけれど、ただ。

・ユキカゼ式ドロップス(小林蕪さん)
表題通り、雪風と他の艦娘たちの関係を綴った短編集。発行から半年経った今、いちばん残ってるのは「はるねえさま!」なのですが(雪風と春風の来世、の話)、話として好きなのはやっぱり時雨と雪風とふたりで飲酒してる話ですね……「意地の張り合い」がたまらなく愛おしい。
まあこういう化かし合い女の戦いが好きなだけだろと言われたら首肯するしかないんですが、雪風のアルカイックスマイル(というには少しばかり情愛の溶けすぎた眼)に時雨のあの目を伏せたコマ、大好きです。最後のオチがこの平和さであることも含めとてもおいしかったです。

・滅びかたを教えて?(竜さん)
伊401と提督の、戦争が終わったあとのはなし。ただひたすらに穏やかに、平穏なかなしみが綴られてゆくのがすごい。うまい。「戦後」の解釈物としていっとう好きな作品のうちのひとつです。
ろーちゃんともあのとき、手を繋いでいるっていうのがまた抉ってくるんだよなあ……それでもこうあることを願ったんだよね、というシオイちゃんに何度思いを馳せ何度泣かされたかわかりませんが、「選べてたら」などという述懐をしてくる一方で「しおいはしあわせだよ」ってちゃんと書いてくれちゃうところが、狡いとしか言えない傑作。でした。余談ですがこの世界観で空母陣営どうなるのかなーとか勝手に考えるのがとても楽しく、たぶん正規空母組は葛城以外みんないなくなって軽空母組は軒並み残る選択をするんじゃないかなあ、という結論に達したのをいま思い出したので。置いておきます。「ゆーちゃんは今しあわせなんだって だったらそれでいいの」パロ(?)を他の子達でやりたい気持ちが無いとはいいませんが……が。畳む


https://hudepen.hatenablog.jp/entry/2018...
updated:2023/12/10 #読書メモ #同人誌感想  
18-05

同人誌感想につき折り畳み。
作者様、苦情等ありましたら対応いたしますのでご連絡ください。

・なみうちぎわのセレナーデ(decoさん)
海軍士官(中尉)と野分の交流本。作者様自らが称されていた「穏やかな不穏」、堪能しました。
一航戦の惚けた会話から見開きに繋がる、あの流れが一際好きです。祈るだけじゃない願うだけじゃない、だからこそそれらはちゃんと届くというのが。とても。

・WINTER PARTY 2018(森永ミキさん)
大好きなのに、コメディ本の感想って不得意でして、いや本当大好きなんですが(いちばん笑ったのは由良&荒潮のやってやろうぜタッグ顔)、いまも何を書いたらいいものか悩んでいます……でも、好きだー!と叫ぶだけにも、意味がある……と信じて……
SUMMER PARTYの方は疲れたとき元気が欲しいときに何度となく見返したしこの本もきっとそうなるんだろうな。しかし、2冊とも、登場人物紹介が一番好きかもしれない……みんな愉快過ぎるし可愛すぎる……

・睦月型のほんとのチカラっ! ふたまとめ(長塩さん)
睦月型ほのぼの本総集編2冊目。如月も皐月も(三日月も水無月も)改二前にケッコンしてたしイベではなんとかして面子にねじ込めないかといつも腐心している程度には睦月型大好きです……提督LOVEも勿論良いんだけど、ただひたすら日常を楽しく過ごしているのが優に3桁頁……本当にしあわせ。百合展開にならないからこそ、味噌汁を作ってあげる話、とても良かったなあ……猫耳回もこの絵柄で可愛くないわけがないよね……犬っぽい三日月ちゃんがいっとうお気に入りでした。描き下ろしはカメラ係のお父さん現象な睦月、格好良かったし皆のフォローもGJでした。

・加賀嫁 総集編(綾杉つばきさん)
退役後の提督LOVEシリーズ。画力と直球で押し切るこの人のいちゃラブ話、長陸奥の頃から大好きです。提督LOVEだーという頭でしか読んでいなかったので終盤唐突に瑞加賀展開(妄想)が脇腹にクリーンヒットして戻すかと思いました。その立ち位置、瑞鶴なんだ……そう……畳む


https://hudepen.hatenablog.jp/entry/2018...
updated:2023/12/10 #読書メモ #同人誌感想
18-04

冬コミ同人誌感想第四弾。
作者様、苦情等ありましたら対応いたしますのでご連絡ください。


・蒼碧の航跡(ソラさん)
これまでの瑞加賀本総集編。再録されたどの本も初版時のものを持っているので、口を開くと驚異の8割方描き直された部分や描き下ろし部分のことを延々話し出す自信がありますが自重。瑞加賀好きならとりあえず買っとけ、という本が世に出てくれたことに感謝。ふたりとも真っ直ぐで不器用でだから可愛いんですよね……
ひとコマとして物凄く好きなのは(たぶん)談話室の欠伸してる赤城さんと川内に「どうして?」と返すふたりと「しっかりと慰めてもらうわよ」な赤城さんと……あれ、おかしいな趣味がバレる……シーンとして好きなのは「私と話すときは一拍~」のところです。もう……こういうすれ違いの仕方と歩み寄りの努力、CP萌えとして理想としか言えない……
とりあえずこの後の既刊ではいまのところ押せ押せな加賀さんのターンな感じなので、瑞鶴かわいいなあとにやにやすると同時に今後もとても楽しみです。「恋人に手くらいは出すわよ」ごもっともで、とか、キス魔って対外的に言われちゃうところとか……ね!

・曇天切り裂くは鶴(下)(田村ヒロさん)
これまたぶ厚い瑞加賀本、完結編。ゲームボイス情報から組み立てると瑞鶴の方は加賀さん嫌ってないかもしれない、っていうのは物凄くわかりますしそれをこう描き切ってくれたのがとても幸せ。うれしい。
ということで(?)お約束のように翔鶴と赤城のターンが大好きだったんですよね……この悩みの吐露が、本当、ツボというか、刺さる……見えているものの違いに悩む翔鶴と悩むことさえやめたい赤城(&加賀)と……田村さんのハイライト消えた目、ボカロの頃から大好きなので本当……あのコマとか……本当……!
本ストーリーの瑞鶴はしっかり真っ直ぐで、加賀さんにも伝えきって、陰陽の陽側でしかないからこその救いがあって、だからこそ暗い部分を延々好きだと言っていたくなるんですが、もちろんそっちもとても良かったです。ああでもやっぱり、少しばかり妬いただけです、って言っちゃう赤城さんもいいなあ好みだなあ……

・センパイコウハイ(すなぎもさん)
瑞葛と赤加賀前提で葛城と瑞鶴と加賀の3人メイン本。加賀さんに似てきた瑞鶴と、瑞鶴に憧れる葛城と、葛城をわかりにくく甘やかす加賀さん。加賀さんの、葛城に告げるときのあの表情がもう堪らないですよね大好きですね……「私は…当たり前のことをしているだけ」っていう加賀さんも大好きですね……生き辛そうで……とても愛しい……こんなに真っ直ぐ感謝も愛情も伝えてくれる瑞鶴も(たぶん、赤城さんの愛情も)あるっていうのに……
まことわれを~が実は一二を争う勢いで好きな赤加賀本なので、そういう意味で色々な邪念が入った自覚はありつつ、とても良い先輩と後輩にフォーカスが当たった話でした。

・痴話言千日手(かもたまさん)
アズレンの瑞加賀本(R指定)。CP的には加賀瑞……っていうこともないかな……割とリバってます。
嗜好としては断然加賀さん受の方が好き、なはず、なのですが、えろ最終頁の「どうなのだ瑞鶴」の加賀さんの愉しそうな顔が死ぬほど好みなのも、まあ、事実。思いのほか素直に(=残りふたりへのわだかまりはないままに)いちゃいちゃしており、「私がおまえを手籠めにするのだ」とか「こっそりしてますよね」とか、いちいち刺さるのが本当心臓に良くない……このページ数で何回白旗振れば良いんだ……凄く好きです……「めんどくさいセンパイ」に付き合ってあげるのがすでにらぶいのがとても良い。良かった。ご馳走様でした。畳む


https://hudepen.hatenablog.jp/entry/2018...
updated:2023/12/10 #読書メモ #同人誌感想  
18-03

冬コミ同人誌感想第三弾。
作者様、苦情等ありましたら対応いたしますのでご連絡ください。

・レベル1的な日々(5)(sakimiyaさん)
安定のロリ瑞鶴ラブコメ本。髪を結ぶって百合だよね……展開まで含めて完璧瑞加賀でとても嬉し……かったのと、おっぱいネタ(ある意味成長ネタ、加賀さんがひたすらに可愛いと思っている)と翔鶴お嬢様計画(最後のオチが本当に好き)。

・まる。(盆さん)
春日丸と鳳翔さんと赤城さん加賀さんの朝の一コマ。正規空母たちではよく見るけど鳳翔さんが道場で弓を射る、って新鮮だなあなどと最初は思いましたがこれ自分が正規空母沼に沈んでるからっていうだけでしょうかもしかして……ともあれとても好きなシーンです。そこからおつかれ様、と調子はどう?に繋げていくのもまた憎い。最後の重要任務まで含めとてもあたたかく良い一幕でした。

・Hug Life!(38式さん)
アズレンのクリーブランド×ヘレナ本。タキシードのターン本当に格好いい。どうしてああなったのか、の解釈もすごく好みです。全体通じていちゃいちゃしてくれて本当にご馳走様でした。あと地味に助言役のポーランちゃんが好きだった……こういう形でぶれない人すごく良い……

・きんいろのひとみ(すなぎもさん)
天龍×龍田、自室でのひと時。この人の描く、間の取り方というか、一拍の空白があってそれから示される情緒がとても好きです……一瞬止まって、でもそれがすごく自然なの……ものすごい感情のはずなのに、静かにすうっと流れてくの……とても好きです。龍田の選び方迷い方もあわせ、堪能しました。畳む



https://hudepen.hatenablog.jp/entry/2018...
updated:2023/12/10 #読書メモ #同人誌感想
18-02

冬コミ同人誌感想第二弾。
作者様、苦情等ありましたら対応いたしますのでご連絡ください。

・波に笑う子ら(盆さん)
最上と三隈の小旅行。ほんのりと提督×最上であり、あの鎮守府の話であり。っていうかあの写真でああいう風に語られるって卑怯でしょう……本当……良かったなあというのと、なんとも言えない気持ちが、……シリーズ追いかけ続けてきて良かった。これまで積み上げてきたものがあってのストーリーではありますがとても素敵なファンサービス、堪能しました。
あとLINEネタがいちいち可愛くてとてもにやにや案件でした。こういう緩やかかつ気の知れたやりとり大好き……

・人魚姫になれない(そろぼさん)
提督と加賀さんのケッコン話。……まとめてしまえばただそれだけ、なのですが。
何かもう、すごいベタな感想になるんですが、「描かないからこその情緒」っていうのが、もう全面に押し出されていて、うわあって呑み込まれるしかないストーリーが、もう……どうしようもなく好きです……赤城さんの「前」の笑顔と「後」の笑顔、どちらも大好きです……こういう一航戦すごく好き…… 加賀さんで一番好きなのはぶち破った時のあのコマです。ああいう覚悟を持ってる真顔、とても好き。

・SHIP's SCRAP(ハジメさん)
改訂版をようやく入手。モノクロ絵がこれでもかと詰め込まれたイラスト集。
自重しない赤城と加賀とか日向と扶桑とかあの明石ネタ好きなんだよねえ……とか、色々、良かったのに一番自重しない提督が結局全部持って行った感がありますちくしょう。ひどい(褒めてる)。

・くうぼ+αぱんつこれくしょん(MtUさん)
……まあ……駆逐艦の奴から全部新刊で買ってますから……元々性癖ジャストフィットなところありますから……まあ…………そうね…………正直言って大好きですね………………
ほとんどはニコニコ静画なんかで観れますのでお好きな方は是非。今回は赤城さんと鳳翔さんが私的ツートップかな……既刊の他艦種本の方が性癖バレそうなので今回割と王道多めで逆に良かった感……

・ハブコレ(林家志弦さん)
ここで並べていいものかはさておき、店舗特典とかドラマCD付録とか諸々集めた本家本。
ほとんど持っているといえば持っているんですが流石に店舗特典類は現物集めきれてないし表紙裏系は中々見返せないしでまとめてくれたというだけで大変うれしいです。メイド祭懐かしいなーーー模試帰りにメイトに寄った……思い出……
 畳む


https://hudepen.hatenablog.jp/entry/2018...
updated:2023/12/10 #読書メモ #同人誌感想  
18-01

最近読んだ同人誌の感想なので折りたたみ。
去年は阿呆みたいに長文で感想文をしたためましたが、今年は短くてもいいからもう少し頻度を増やせたらいいな。ということで第一弾です。
作者様、苦情等ありましたら対応いたしますのでご連絡ください。

・カタワレツガイ(かもたまさん)
アズレンの瑞加賀本。CP的には加賀攻。瑞鶴・加賀ともども、いまのところ一番好きな解釈です。
赤城と翔鶴不在の鎮守府という設定で、慰めっクスと思いきや(本人たちもそのつもりで溺れているにも関わらず)案外ふたりであることをたのしんでいるしふたりであることをはき違えていないのがとても良い。「こんな満ち足りたものでは…ない」と言ってしまう加賀、「大雑把」でまとめてしまう瑞鶴。
つまりこの人の書く二人が紡ぐ気の置けない日常(ピロートーク含む)がとても好きだという話です。でした。最終頁の笑えない笑い話とか「言い出しっぺが甘ったれるな」とかさらっとやってくれるところ、いいなあ。R指定ついてる方は別便で未着なのですがそちらもとても楽しみです。

・IGOb(ALL.さん)
夏コミ本なんですが再販されていたので飛びつきました。
イベ実装で大盛り上がりし、演習では鬼のように強かった、「あの頃」の潜水艦たちの話。飄々としていながら暖かくもありながらやっぱり少しだけおかしくって独特な空気、大好きです。

・青白橡(38式さん)
「もう届くことは一生ないのか」「私を憎めばいいと思った」
末期瑞鶴シリーズ最新作。今回は瑞鶴×秋月。娯楽室ってそういう……に一番笑ってしまったのはさておき、ずるずるとどん底が忍び寄ってくるというこの世界観、やっぱり堪らないですね……苦悩と失望ばかりでできているのに、ごくたまに良いことがある(救いとは言っていない)ところとか特に……
あと本筋とは関係ありませんが割と三日月厨なのであのシーン大変おいしかったです。ご馳走様でした。

・大井先輩ウカツですよ!?(38式さん)
鹿島×大井の一日デート本。三越→居酒屋→ビジネスホテル、中でも居酒屋のくつろいでる鹿島が大変よかったです。押しの強い鹿島も「もぉーお!」で済ませる鹿島も38式さんところだからこそでありだからこそのこの魅力であり、「やっぱり先輩が好きです」に集約されるんだよなあ……「じゃあ 問題ないです」に落ちきってくれないところも大井なんですが、でも絆され付き合ってくれる脇の甘さ、全力で堪能しました。

・オールオブアス(Nachtさん)
夏コミ本「REPAIRED」(とても良かった)の後日談、あるいは別END編。
主軸の三角関係(明石と提督と大淀)はもちろん好物ですが、それはそれとして「お前らの任務は不条理な出撃ばかり」、な4人がものすっごく好きなのであのシーンのやり直しと「まあいつも覗いてたんで今更どうってことは…」にひたすらにやにやさせられました可愛い。みんな可愛い……「大事に使ってくれてありがとう」では普通に泣きましたけどね……祥鳳の凛々しさと格好良さを彼女に譲ったからこそ強かさの方が前面に出てる神通が中でもお気に入りです。畳む


https://hudepen.hatenablog.jp/entry/2018...
updated:2023/12/10 #読書メモ #同人誌感想
RSS